もしもJIPCへ不参加だったら

もしもJIPCへ不参加だったら

JIPCとはどいういものかは以下の2記事を見て頂ければだいたい分かると思います。要はJIPCへ参加しているサイトは倒産・閉鎖となった時に事前告知し、保有しているポイントも保障をするという事を宣言している企業です。

更にポイントの交換レートを大幅に下げるような事があれば事前告知しなければなりませんし、ポイントの有効期限もきっちり記載されてポイントに対して苦情がでないような処置を行っている企業の集まりであります。

JIPCの説明

JIPCへ参加している企業の信頼性


お小遣い(ポイント)サイト(ポイント)サイトは競合他社が多く、生き延びるのには資金力が豊富な企業が断然強くなってきます。そこで運営が厳しくなってくるとおのずと倒産・閉鎖がつきものになってきます。

もしもこれがJIPCへ不参加の企業なら、事前告知なしに突然の閉鎖・倒産のリスクがかなり高まり、保有しているポイントも交換できずにせっかく貯めていたポイントが失効になるわけです。

何百円というポイントなら諦めもつきますが、何千円、何万円単位のポイントを保有していればユーザーは激怒します。いまだにユーザーのポイントをごっそりかき集めて夜逃げするサイト、計画倒産するサイトが横行しています。

しかし、JIPCへ不参加の企業でも何ヶ月も前から閉鎖の事前告知をするという誠実な企業もありますし、全ての企業がそういう目で見るのは早計です。特にユーザーを何十万人も抱えているサイトならなおさら突然の閉鎖などすれば批判の嵐が来るわけですからできないでしょう。

そういう被害に合わない為に2007年にJIPC(日本インターネットポイント協議会)が設立しました。これにより、JIPCへ参加した企業は倒産・閉鎖する場合は1ヶ月以上前にユーザーへ告知し、保有しているポイントも換金できるよう保障するという事を宣言しました。

最近では2015年5月31日に「モラッポ」が閉鎖しましたが、2ヵ月前には事前告知されていました。このサイトはJIPCへ参加していない企業ですが、優秀な最後をとげました。2014年に閉鎖した「タメトク」もそうです、このサイトは閉鎖前には交換レートを300円から100円へ下げてほとんどのユーザーがポイント交換できるような配慮をしたと思います。

しかし、「POCO」は2015年8月3日に閉鎖しましたが、何の告知もなく閉鎖したのでポイントがどうなったのかは不明です。

このように事前告知をすればまだ対応が可能ですが、事前告知も1ヶ月前とか短い期間だと気づかないユーザーもいてそれはそれで苦情にもなりますが事前告知がないよりは有った方が確実に良いです。特にJIPCへ参加している企業はもっと前、3か月くらい前から事前告知が欲しいところです。

我々にできる事は突然の倒産・閉鎖にも対応してくれるJIPCへ参加しているサイトを利用する事がまずは第1条件でしょう。

私がJIPCへ参加している企業でおすすめするのが3つ。【ポイントタウン】【ハピタス】【ポイントインカム】です。

そして第2条件としてはポイントが貯まればこまめに交換する事を基本とする事でしょう。